春の風物詩 初午まつり 火伏せの虎舞
約650年の伝統を誇る火伏せの虎舞。踊り舞う勇壮な虎が街を練り歩きます。
哀調を帯びた笛の音と勇壮剛健な太鼓のお囃子にのって虎たちが高屋根に登り、虎の幕いっぱいに風をはらませて舞う屋根舞は壮観です。
宮城県加美町中新田地区では春先に奥羽山脈から吹き降ろす強風が原因で、たびたび大火に見舞われ大きな被害を受けていました。
今から650年ほど前の文和3年(1354)、当時の中新田領主であった斯波家兼公が「雲は龍に従い、風は虎に舞う」という故事にならい虎の威を借りて風を鎮めるため、虎舞を奉納し、火伏せを祈願したのが始まりといわれています。
虎は2人1組で、勇壮かつ機敏に舞います。豪華に飾り立てられた山車と虎がお囃子の曲にのって街を練り歩く光景はとても華やかです。虎舞最大のみどころは、屋根の上に数匹の虎が上がって舞う屋根舞です。勇壮な伝統ある「火伏せの虎舞」をぜひご覧ください。
地場産わさびのやくらいわさび丼
ミネラル豊富な湧水と無農薬で栽培した「やくらい山葵栽培園」の本ワサビで味わうユニークな丼ぶり。日帰り温泉「やくらい薬師の湯」で食べられます。
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虎舞を演じるのは、厳しい訓練を乗り越えた、地元の中学生たちです。
昭和49年に宮城県指定無形民俗文化財に指定されました。
5月上旬から芝桜が見頃のやくらいガーデンもおすすめ。
【 火伏せの虎舞 】会場:加美町中新田花楽小路 住所:宮城県加美町西田 日時:4月29日(水) 交通機関:JR古川駅からバス25分、バス停:中新田西町→徒歩3分 車:東北道古川ICから20分 お問い合わせ:商工観光課 TEL:0229-63‐6000 【 やくらい薬師の湯 】住所:加美郡加美町字味ヶ袋薬莱原1-76 営業時間:9:00-21:00(最終入館受付20:30)休館日:毎月第1、第3月曜日
冬の名物を堪能する松島かき祭り
冬の味覚、牡蠣を存分に堪能できる松島かき祭り
日本三名城の一つに数えられている大阪城を見ながら、素晴らしい梅の数々を堪能できます。
日本三景のひとつである宮城県の松島。三陸海岸の名物、松島牡蠣の産地としても有名です。
松島牡蠣のシーズンは10月から3月頃まです。この期間には無料試食の牡蠣鍋や炉端焼きが堪能できる「松島 復興・未来 かき祭り」や牡蠣食べ放題の「牡蠣小屋」がオープンしたりと、町をあげて大いに盛り上がります。
松島牡蠣の特徴は、他の産地の牡蠣と比べて小ぶりですが、プリプリと身が締まり、ミルキー。松島牡蠣は生食がおすすめです。
松島といえば、伊達政宗の菩提寺がある国宝瑞巌寺や東北地方最古の桃山建築である五大堂など、伊達の息吹を感じる歴史的建造物が数多くあります。牡蠣を食べた後は、観光もおすすめです。
松島名物かき丼
松島の家庭で昔から親しまれているかき丼。醤油ダレ、卵とじ、天ぷら、フライなど個性いろいろ。店舗でも食べられます。
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五大堂にかかる透かし橋は縁結びの橋とも云われます。
1995年に国の重要文化財に指定された五大堂。
宮城の冬の風物詩、かき祭り! 無料で振る舞われる牡蠣に大行列です。
【 松島復興・未来かき祭り 】場所:宮城県宮城郡松島町松島海岸駅前グリーン広場 日時:2月1日(日)9:00〜14:00 最寄り駅:JR仙石線快速 松島海岸駅 内容:「かき鍋」などの無料試食、 「かき」の販売、「有料炉端コーナー」,松島の海の幸・山の幸,飲食コーナーなどがあります。 お問い合わせ:松島観光協会 TEL:022-354-2618 HP:http://www.matsushima-kanko.com/
TEL:06-4301-7285