四川亭は、愛媛県のＪＲ予讃線赤星駅近くにあります。ご主人がこの店を26歳で初められて14年が経ちました。開店当初から本格中華を食べられる店として評判だったようです。今では、噂を聞きつけて、遠路からわざわざ四川亭の味を食べに来られるお客様も多いようです。休日や日曜日になるとご家族連れやグループで一杯になります。
　こんなにもたくさんの人々に愛されているのは、単に中華料理が美味しいだけではありません。長い時間をかけて、「お客様との対話を大事にしてきたから」とご主人の加地真朋さん。
　「お客様の声が形になっていくお店でありたい」とおごることなく、平身低頭な姿が印象的でした。

（2008年02月号掲載）

　徳島県の勝浦川橋の近くあるのが、創業20年の広島風お好み焼きで有名な『恋子』。店内にはいると小綺麗にサッパリとしていて、充分に掃除をしているのがわかります。
　「お店づくりは、スタッフの教育から」とオーナーの北さんがおっしゃるとおりに、隅々まで目が行き届いており、お好み焼きの命といえる鉄板は、いつもピカピカにしてありました。
　「ご家族連れで、シンプルなお好み焼きをじっくり食べて欲しい」という願いから真心でお客様に接する。この思いが、ご当地一番の人気を誇るお店として、いつまでも愛され続けている秘訣かも知れません。

（2008年02月号掲載）

　ブティック『ブロッサム』は、東北新幹線古川駅前にあります。既にお店を開いて40年だそうです。こんなにも長くお店を続けていくことが出来たのは、「何よりもお客様に成り代わってより良い物をご提案してきたから」とご主人の吉川さん。大規模店では叶えられない細かな配慮を感じました。
　「ファッションとは、ライフスタイルであって、上質で上品であること。そして何よりもタイムレスであること」と信念を語る澄み切った目には良い物だけを見続けてきた人だけが語れるキャリアがありました。
　店内も飾らず上質な物がさりげなく自然に置かれてあり、時間をゆっくりかけて選べて、くつろげる空間になっていました。

（2008年02月号掲載）

　『支那そば』の看板に誘われて年配の方など、よく立ち寄ってくださいます。「30〜40年前に食べた味を思い出す」と昔話をされながら食べて行かれます。若い方もわざわざカーナビで探して来てくれる方もいるんですよ。と語るオーナーの町田さん。
　ダシの効いた醤油ベースのさっぱりとしたスープに細麺がよく馴染むスタンダードなラーメンだ。さっぱりしたスープだが旨味が凝縮されていて、飽きがこない絶妙な加減。
　チャーシューは、肩ロースのみ！というこだわり。豚バラやモモでは、この味は出ない。味の浸みた肉厚のチャーシューをぜひ、味わってほしい。お昼時には、ボリューム満点のランチセットがおすすめ。日替わりのおかずも楽しみ。

（2008年02月号掲載）

　嵐山・嵯峨野・太秦映画村などの観光名所に近いシンプルなペンション。2部屋のみのお部屋はワンちゃんも宿泊可能。ペット同伴の宿泊先は限られているので、ご利用される方のほとんどはワンちゃんと一緒に泊まられます。シンプルで清潔な部屋は、落ち着いてゆったりできると人気で、リピートされる方が多くいらっしゃいます。とオーナーの北村さん。
　一泊朝食付きで、朝食は併設されたカフェ、客室、テラスから選べます。お部屋はミニキッチン付きで、お料理もできます。部屋の前にある芝生のドッグランで運動できるのもうれしい。
　カフェでは、自家製ケーキを焼いていておすすめ。冬季は薪ストーブのオーロラのような炎をご覧になれます。

（2008年02月号掲載）

　日本中の誰しもが知っている常滑焼きの梅干し壺。独特の形と色は、とても味わい深いものがあります。が、この慣れ親しんだ壺も今ではこの久松（きゅうまつ）さんでしか作っていません。昭和四十年代にはまだ幾つか残っていましたが、時代の波に呑まれ久松さんを残すのみとなりました。
　今では中国産が多く出回り、一目ではわからないようなコピー製品が多く出回っているようで、お客さんから勘違いしてクレームが飛び込んでくることもしばしばあると聞きました。この工場では、一貫した生産管理のもと「純日本製の安心できる製品」をお客様に届けるべく、製造ロットナンバーをふったり衛生面や製造過程での安全性を追求して日本の伝統を守っています。

（2008年04月号掲載）

　知多半島半田市にあるいわし専門店といったらこのお店「円芯」です。お店は、ＪＲ武豊線半田駅前と非常にわかりやすい場所にあり、いわし料理の噂を聞きつけて遠路遙々来る方も多いとか。
　ご主人がいわしという最高の食材に出会ったのが、今から25年前。それまでは今も扱っているフグがメインだったそうです。ご主人がいわしの虜になってしまった理由は、体に非常に良く健康食材だったこと、何よりもあきない魚であり、どんな料理にも合う海の幸だったから。「ぜひ、美味しいいわしの良さを知っていただきたい。」と熱く語っておられました。
　また、今大変評判になっているのが「いわし味噌」。まかない料理だったこの味噌ですが、一度食べたら癖になる逸品でした。

（2008年04月号掲載）

　宮城県南方町（みなみかたまち）は、県下一のニラの産地。この地方でできるニラは、とても人を元気にさせるということで、元気もりもり「もっこりニラ」と呼ばれています。
　このもっこりニラをふんだんに使ったラーメンを出してくれるのがこの店『ドライブインいづみ』。もっこりラーメンやもっこり焼き肉冷麺などなど元気になるメニューが一杯です。
　ボリュームたっぷりのラーメンは、濃縮なスープとちぢれ麺が絡みあって非常に美味。驚くほど大きなチャーシューは愛情いっぱいのご主人が「値段以上に満足して欲しい」との思いから。
　自慢のソースや特製味噌などすべてが自家製。今、大変見直されている地産地消を続けている地元に根ざしたお店です。

（2008年04月号掲載）

　お惣菜がとっても充実している『肉の木村』。肉屋さんなので、もちろん新鮮な肉、高級な肉もあります。店主の木村さんは「肉の並べ方やパックの選び方ひとつで美味しそうに見えるかが全然違う。地域で一番のお店になりたいから、現状維持ではなく、いつも先を見るようにしています。」と語ります。ピカピカに磨き上げられた店内は、優良施設賞や知事賞を受賞するほど清潔。
　お惣菜での一番人気は「ガツサラダ」。豚の胃袋（ガツ）とネギなどが和えられた他のお店にはないオリジナルです。お酒のつまみにもピッタリ！揚げ物は注文後に揚げるので、アツアツの揚げたてがうれしい。全32種類の揚げ物メニューに加え、お惣菜も旬の食材を使った新メニューが随時登場します。

（2008年04月号掲載）

　逗子駅から葉山方面へ向かい、葉山トンネル手前にあるパン屋さんが葉山ボンジュールです。100有余年の技術と伝統を受け継ぐ職人さんが一つひとつ丁寧につくるこだわりのパン。葉山では知られた名店です。天然酵母・天然塩を使い、中はしっとりモッチリ、外はパリッと焼き上げた「山型食パン2斤」や「角食」「大型三斤」など、お店の看板とも呼べる食パンは、売り切れてしまうことも多い人気商品。予約をおすすめします。
　フランスパンは人気第2位。余計なものを使わず素朴な粉の風味が味わえるパンです。7種類の木の実を使ったミックスナッツや季節ごとに変わるシュトーレンも人気。3〜4月はさくらのシュトーレンです。併設のレストランでは、ランチもいただけます。

（2008年04月号掲載）

　去年2007年10月25日にオープンしたばかりの「桔梗」は、土岐南多治見インターから少し南に下ったところにあります。開店して間もないというのに旨いという評判でお客が絶えないとか。
　外観は、一見そば屋さんではないような感じを受けるお洒落な造り。店内にはいると、洗練されたデザイン。そばやお料理にこだわっているお店であることがうかがえます。
　長いことそばの修行をなさってきたというご主人の土岐浩典さん。全国のそば生産地から季節にあったそばを取り寄せて、石臼挽き自家製粉にして作っておられます。「十割そばの旨さをゆっくり堪能してもらいたい。」と語るご主人。地元の食材を取り入れながら、これから益々発展していきそうな勢いです。

（2008年04月号掲載）

　新潟国道8号線沿いの「ふるさと村」から少しだけ南下したところに「白根グレープガーデン」はあります。昭和41年に県下では初めて観光農園を開業しました。
　30種類のブドウやブルーベリー、苺など季節の折々で一年を通して果物が楽しめます。入場料は、苺のシーズンが150円、秋の味覚狩りは無料。取材時は４月初旬で甘い甘い「越後姫」という苺でいっぱいでした。「美味しい」と噂を聞きつけて、遠方からわざわざこのグレープガーデンに来る方も少なくないとか。最盛期には、一日に4千人を超える来場者があると聞きました。
　もぎたての果物も当然ですが、園内で作られるジェラードやジャムなども大人気。ご家族揃って出かけてみてはいかがでしょう。

（2008年06月号掲載）

　信濃川河口の柳都橋近くにある「みなと工房」さんは、郷土料理の笹だんごを作っている工房です。多くの方々に「見て、作って、味わってもらう」という思いでこの工房は出来ました。
　笹だんごの由来は古く500年前からあったそうで、保存食やお惣菜を入れておやつ代わりにしていました。新潟の家庭ではごく普通に作られいた一般的な風景だそうです。
　長く受け継いできた伝統の味を絶やさぬように工房では、一つずつ丁寧に手作りで作られ地産地消を心がけながらお届けしています。

（2008年06月号掲載）

　京都府の南部に位置する和束町は、お茶の産地として有名。きれいに整ったお茶畑がいたる所で見られます。びっくりすることに宇治茶の約4割がこの小さな町で作られているんですよ。
　そんな和束町にある『ほりけん』は、お茶農家のための肥料を扱うお店。創業から4代目になる堀朗社長は「高品質なお茶を生産するための手助けをするのが私たちの仕事です。」と語ります。JGAP指導員（ISOの農業版のようなもの）の資格をいち早く取得され、お茶の肥料の調合や害虫駆除の方法などをオリジナルで日々研究されています。そのため、地元内外の農家の方からも信頼が厚く「お茶の事ならほりけんさんに聞いたら間違いないよ！」と太鼓判。お茶処ならではのお茶作りに熱い肥料屋さんでした。

（2008年06月号掲載）

　昭和52年から地元に愛され続けている『つくし』。当時は周辺に飲食店など無く、つくしはこの頃から地元の憩いの場でした。
　人気メニューは、生姜焼き弁当。高座豚の生姜焼きは、厚みがあって柔らか。特製のタレにもヒミツがあります。『つくし』は、厚生労働大臣賞｢現代の名工｣などを受賞している日本料理の重鎮、春田昌廣さん（現ホテルコンチネンタル横浜の総料理長）の奥様が店主。タレは日本料理のプロである旦那さんが作っているのです！優しい味でほっとする生姜焼きです。
　金曜日限定でご飯物に付く豚汁には、野菜に良く合う麹味噌を秋田から取り寄せるこだわり。この豚汁にも密かなファンが多いのだとか。こだわりの生姜焼きと豚汁、おすすめです。

（2008年06月号掲載）

　陶器の里、土岐から名前をつけた「touki」。洗練された外観やインテリアデザインは、余分なものが一切無いシンプルな空間。
　シェフが作るフレンチも白を基調にしたどこか絵画を思わせる料理。フレンチを懐石にしていただくひとときは、至極の時間となりそうです。季節の旬の素材を活かして作るフレンチの数々、大切な人と過ごすのにふさわしい贅沢なものでした。

（2008年06月号掲載）

　全国でもタクシーの価格競争激戦区第一位の大阪。その大阪府堺市に初めての女性ドライバー専用タクシーが誕生しました。
「タクシーの基本はサービス業です。だからこそ女性の細やかな気配りや優しさを活かせる職場を作りたい。お客様から見てもすぐに分かるように赤い車（トヨタのシエンタを使用）にしているので、女性客も安心してご利用いただけると思いますよ。」と大阪相互タクシーの松田社長は語ります。
　実施して1年経つ現在では、女性ドライバーを指定して電話予約される方もいたり、赤い車＝女性ドライバーと市内近辺の方には認識されてきています。車内は喫煙なので、煙草のニオイが苦手な方や赤ちゃんが乗っても安心ですね。

（2008年06月号掲載）

　やさしい色使いとガラス張りの店舗は、一見するとオシャレなカフェのようにも見えます。「開店当初は1日に何人も飲食店と間違えて来られる方がいました。」と苦笑いの池口オーナー。
　5年ほど前に現在の店舗に移転し、営業1年目で大阪府知事奨励賞を受賞されたそうです。外観・内装ともすべてオーナーのこだわりが詰まった、落ち着いた温かい雰囲気のお店です。
　「美容師はサービス業だから、お客様が言葉に出さないことも察するように心掛けています。気持ち的にはどこの美容室にも負けないですよ。」と穏やかにしっかりと語る池口さん。そんな美容師さんだからこそ、口コミで来られるお客様が多いのです。
　プーカならきっとあなたの素敵なスタイルを見つけてくれますよ。

（2008年08月号掲載）

　四国吉野川沿いの鴨島駅の程近くに和食の美味しい料理が食べられると評判の御料理「はなもり」はあります。外観は、大正ロマンの趣をそのまま活かした造りで、店内もレトロな照明や家具・調度品を入れて細かな雰囲気作りがなされています。
　人気の二階の座席は、15人程度がくつろげる宴会席で、時間を気にせずゆっくりと美味しい料理を頂けます。切り盛りする若き店主の森さんは「落ち着いた中で、御料理を味わってほしいですね」と意気込んでおられました。

（2008年08月号掲載）

　岐阜県土岐市下石町にある和風カフェ『菜日や』。古い木造建築材を活かして作られている内観は、何とも云えない忘れていた日本人の落ち着きがあります。店内に置かれている一つ一つの家具やテーブルは、細部にまで気配りがされてあり、ゆっくりとその時だけの時間を愉しむには、最上の空間といえます。
　この雰囲気にピッタリなのが、十穀米でココロもカラダも癒されます。人気の「おはようさませっと」は、珈琲の他にも心づくしがいろいろついています。

（2008年08月号掲載）

　新潟県では、民間の社会福祉法人としてケアハウスを草創期に始められたのが、デイサービスセンター「あが」です。長い期間社会の福祉にあたってきた管理責任者の伊藤さんのノウハウで、デイサービスを受ける方々が絶えないと聞きます。「目配りと気配りを欠かさず、心配りを一番に。」と伊藤さん。
　ケアハウスで一日を楽しく過ごしていただくために一人一人の健康管理をはじめ、話の問いかけや体操、歌やゲームといった中に「身近に接する関係づくり」を取り入れて喜ばれています。

（2008年08月号掲載）

　日常的でありながらちょっとカジュアル。それでいて「お洒落を愉しみつつお食事が出来る場所」それがセレンディパーです。由来は、「思いがけず幸運がやってくる」とか。まさに、名前の通りのお店。気軽にワインを飲みながら最高の一時を美味しい料理と一緒に楽しむことができる地元に根付いたお店です。
　地産地消を謳い美濃ヘルシーポークや飛騨牛、奥美濃古地鶏などの食材を活かし、この道のベテランが最高の味に仕上げており、まさにリストランテといえる場所です。

（2008年08月号掲載）

　和食の料理人として20年修行され、自分にしか出来ない「和」を活かしたラーメンを作り出した麺屋白神の石神店主。富山の白エビを使った濃厚なスープは全国でも珍しく、遠方から足を運ばれる方も多いようです。自家製の麺は、うどんのようなコシとモチモチの食感がスープに良く合います。麺とスープをダイレクトに味わえるつけ麺は、夏場の注文の8割を占める人気ぶり。また、夏のイチオシはハバネロを使った辛さを選べる「辛つけ醤油」。ピリ辛から激辛までハバネロの追加は無制限・追加料金なし！暑い夏に燃えるようなハバネロ体験はいかがですか？
　もう一つ、白神といえば元祖「炙り焼き軟骨焼豚」。トロトロに煮込んだとろける軟骨がたまりません。一度お試しあれ。

（2008年08月号掲載）

　カウンターが主だった以前の『梅里』を改装して、宴会もできるテーブル席メインの『うめざと』になりました。「ひろき処とは、わいわい騒ぐ所という古い方言で、その名の通りお客様に楽しんでもらっています。」と店主奥様の村尾千春さん。
　板前である店主の料理は、梅を使ったオリジナルメニューから、旬の食材を使った魚料理が中心。毎日手描きメニューを変更しているので、旬の魚や野菜が食べられると女性客のリピートも多いです。「美味しかった。また来るよ。というお客様の声は本当に嬉しいですね。」と村尾さん。
　お酒は焼酎がメインで、ボトルキープが6ヶ月できるのも嬉しい。美味しい料理と美味しいお酒、楽しい一時を『うめざと』で。

（2008年10月号掲載）

　100年以上の歴史があるさくら旅館は、四国八十八箇所巡りの第11番札所、藤井寺と第12番札所、焼山寺へ向かう途中にあるため、お遍路さんが宿泊されることが多い旅館です。
　趣のある古い旅館は、NHKドラマのロケ地になったり、NHK趣味悠々（はじめてのお遍路）でも紹介されました。
　女将の大島さんは、「いろいろな宿に泊まるなかで、また行きたいなと思って頂けるように、明日元気に出発できるようにおもてなししています。」と語ります。歩いて出発されるお遍路さんには、焼山寺までの道のりでお店が1件も無いので、昼食用におにぎりとお茶にお手紙を添えて送り出しているそうです。
あたたかい心遣いに宿泊した方の心もあたたかくなる旅館です。

（2008年10月号掲載）

　岐阜県瑞浪市にシェルガソリンスタンドと併設された「コメダ珈琲瑞浪店」があります。給油のついでにゆっくり出来るお店。コメダ珈琲は、名古屋を中心として人気のある郊外型喫茶店。ウッディ調の落ち着いた内観が特徴。人気メニューといえば、なんと云っても「シロノワール」。暖かいデニッシュ生地パンの上にこれでもかというほどのソフトクリームがのっています。他にもスクランブルエッグトーストは、人気の高いメニューです。

（2008年10月号掲載）

　岐阜を中心にチェーン展開している『ラーメン天外』。主流は醤油ラーメンで、ほどほどの背脂のあっさりスープが美味しい。麺はスープに合わせたストレートの中太麺。薄切りチャーシューも数が多く食べ応えがある。それに『ラーメン天外』最大の特徴は、熊崎社長曰く「ネギ大量が基本。どのラーメンにもネギをたくさん入れています。それにトッピングは、チャーシュー以外は全て無料です！」ネギもモヤシもキムチも無料とはヘルシーで嬉しい！働き盛りの会社員から女性客まで人気のお店だ。
　キムチは京都で特注していてラーメンに合うように甘みを少なくしている。店頭販売もしていて買って帰るお客様も多いとか。たっぷりネギのラーメン、一度食べたらクセになる美味しさです。

（2008年10月号掲載）

　朝顔を40年以上、独学で研究栽培している朝顔研究家、植田豊三さん。お宅に伺うと約150鉢もの朝顔が一斉に出迎えてくれました。植田さんの朝顔は、よく見かける普通の朝顔とは全く違い、盆栽のような作りで直径15cmもの大輪の花をいくつも咲かせる『切込み作り』という栽培方法です。この朝顔には品種ごとに「日本晴」や「団十郎」など日本ならではの粋な名前が付いています。
　栽培する土にもこだわりがあり「山本松五郎商店の赤玉土と培養土が今まで使ってきた土の中で一番良い！」と植田さん。朝顔の魅力は「朝に咲いて1日で終わってしまうけれど、今日はどんな花を咲かせているか、朝起きるのが楽しみなことです。」と語ります。朝顔の旬は8月ですが10月頃まで咲くものもあるそうです。

（2008年10月号掲載）

　宇治茶の生産の70％を占めているのが京都府の和束町という小さな街です。その和束町で宇治茶を栽培・生産・販売しているのが上香園。「通常、お茶農家は、問屋へ卸すので直接販売はしませんが、私たち上香園では“自作自園”のキャッチフレーズで、自信を持って育てたお茶を丁寧に乾燥まで行って販売しています。」と上香園の岡田さんは語ります。食品への安全が見直されるなか、生産から販売まで行うお茶屋さんは貴重です。
　その岡田さんが、健康食品『食茶玄の米』を開発しました。緑茶や玄米に豊富に含まれる体に良い成分（三大成人病予防など）を丸ごと摂取できるよう粉末にし、安心で手軽な健康食品として、口コミで広がっています。特許出願中の上香園イチオシ商品です。

（2008年12月号掲載）

　既製品では寸法が合わない。自分のイメージに合った家具がなかなか見つからない。部屋に合わせた壁面収納がほしい。そんな悩みに応えられるのが、オーダーメイド家具の専門店『コバ』です。1977年の創業以来、一つの家具を最初から最後まで一人の職人が担当する「一人一品製作」にこだわり、丁寧な製品づくりを頑なに守り続けています。
　営業部長の相澤さんは「コバに家具を注文して本当に良かったとお客様に感動してもらえる家具づくりを目指しています。」と語ります。生活の一部として使われる家具だからこそ、使う人にとって100％以上満足のいく製品であるように、世界で一つだけの家具をつくり続けている会社が特注家具屋の『コバ』です。

（2008年12月号掲載）

　のんびりゆったりとした空間の喫茶店『千の夢』は、村上千恵子さんが今年1月に開店したお店です。
　名水百選に選ばれている西条の名水「うちぬき」が好きで、この水で美味しいコーヒーを淹れたいという思いから始めた喫茶店。お店を持つことが夢で「千恵子の夢が叶いました」という意味で付けられた『千の夢』。おすすめは、おにぎりとトーストが選べるモーニングと日替わりランチ。それにママが惚れ込んだ名水で淹れる千の夢ブレンドです。
　お店の窓から眺める景色も良く、東南方面にかけて赤星山、赤石山景・石鎚山系へとパノラマが広がり、情緒的風景が楽しめます。美しい景色とコーヒーのアロマに癒されてみませんか。

（2008年12月号掲載）

　中学校の教員だった秋田仁志さん。若い頃から興味のあった飲食店プラス陶芸教室を、思い切って今年4月から始めました。
　その『仁乃房』で一番のおすすめは、福井県越前や青森漁港で水揚げされた産地直送の魚介類！新鮮なお刺身を食べたいなら、ここを置いて他にはありません。冬場は紅ズワイガニも人気です。
　多趣味な秋田さんは、陶芸の他にも無農薬野菜を栽培したり、全国の銘酒を集めたりして、お店にも出しています。
　「自分の作った器で、好きなお酒を出してお店をするのが夢でした。宣伝はほとんどしていないけど、お客様が来ない日はほとんどないのが、嬉しいですね。」と秋田さんは語ります。
　海鮮料理が一段と美味しいこれからの季節、おすすめです。

（2008年12月号掲載）